どなたか台風の育て方、教えてください。


今、芽に水をやっていますが、枯れそうです。

先日、国際科学研究所で、地球がダンゴ虫であることが解明された。
現在まで45億年ほど丸まったままであるが、あと数十億年後には伸びて、宇宙を徘徊することが予想される。

首都圏に体長十数メートルのナメクジが頻繁に出現。
通過する際に建築物を破壊する等の被害が生まれている。


事態を重く見た政府は、荒塩を持った力士の一団を派遣することを検討中。

以前、南極は海で北極に大陸があったんです。
不公平なので、北極をハンマーで叩いたら、ちょっと力を入れ過ぎて、南極側が出っ張ってしまいました。

昨今、岸壁に飛び込み台をつけ「世界一大きいプール」と称して入場料を騙し取る詐欺が横行している。

騙されたオリンピック代表、場田不 雷造氏は向こうの端でターンしようとして消息不明。その安否が気遣われている。

明日未明、地球の自転を反転させることにしましたので、みなさん地球より振り落とされないようにご注意ください。

この間、世界最大のクジラに会ったんだ。
もう、体長なんて100mぐらいあって。

「さすがに、もう大きくなりたくないだろう?」
聞くとクジラは
「いやあ、まだまだ大きくならなくちゃ」
と答えた。
「なんで、そんなに大きくなりたいんだ？」
もう一度聞くと、クジラはこう言ったよ。



「日本のマスコミに『東京ドーム○個分』って紹介されたいんだ」

「それもこれも、お前が順番待ちを無視して、由香に告白なんてするからだ」
そう言って空手部の主将は去って行った。

痛ってーな。
好きなように殴って行きやがる。
だいたい順番待ちがあったなんて、知らねーし。

ようやく上半身だけ起き上がったところに、携帯が鳴る。

「はい」
「私は日本国総理大臣だが、キミは順番を無視したそうだね」
「は？」
「これからキミの対処を考える。法改正も辞さないので、覚悟して置くように」
「はあ？」

こんな時にイタズラ電話か？

ところが家に帰って、テレビを見て事実を知った。

アメリカの大統領がテレビで発表をしている。

「日本に順番待ちを無視した若者が現れたようだ。我々は日本政府に強く抗議する。場合によってはロシア、中国と共同で日本を攻撃する」

ロシア首相も発表しているようだ。

「私の順番はどうなるんだ！許せーん」

オレはようやく理解した。



全世界が由香に告白の順番待ちをしているらしい。

「だいぶ、うなされていたみたいだったね」
地球が目を覚ますのを見て、火星が言った。

「…ああ、悪い夢を見ていたようだ」
地球が答えた。

「まあ、だいぶ熱もあったからね。でも、もう大丈夫。峠は越えたみたいだ」
火星は地球を元気付けるように話す。
「きっと、ゆっくり回復していくさ」



「あんなに悪性だった、人類が滅亡したからね」

「オレなんか、日本全国北海道から沖縄まで、他人の土地踏まないで行けるぜ」

「ウソつけ、お前誰なんだよ」

「アメリカ」