ガラクタ姫に恋をして

捨て切れない昨日と諦め切れない未来
ボクの大事なガラクタを君の王国に預けよう


他人から見たら下らない
ナゼナニの城に君は住み
太陽の光ポキンと折って
今日もアヤシゲな夢を縫う

世界のまん中で生きてる者達は
「そこは幻」と「いてはいけない」と
みんな騒ぐけど

捨て切れない昨日と諦め切れない未来
ボクの大事なガラクタは君の王国に預けよう


街に溢れてる喧噪を
小さな欠伸で吹き飛ばし
新しい風に着替えたら
今日もフカシギの旅に出る

拡がる青空に反旗を翻し
日々の現実が描く境界も
二人越えてゆく

傷つきかけた世界と傾きかけたボクに
ガラクタ姫の差し出した指の温もりを感じてた

擦りつけられた自己改革はそんなに素敵な物ですか
成功や栄光求めて人々右往左往する中で
ボクのほぺったに擦りつけられた君の唇の形
何にも代え難いそして最高の勲章

捨て切れない昨日と諦め切れない未来
きべそかいた昨日と見通し立たない未来
ふてくされてた昨日とそれでも目指した未来
ボクの大事なガラクタを君の王国に預けよう

夢の王国にしよう！
愛の王国にしよう！

* 他人：ひと