行けるところまで!
一度走り出したら止まることもできない
舵のない船ブレーキのない車
見るに見かねた人にどこまで行くかなんて
聞かれたならば大きな声で笑って言うわ
行けるところまで!
「真っ直ぐ過ぎて疲れるんだ」
そんなアイツの捨て台詞を
三日三晩噛みしめたけど
やっぱり答えは一緒だった
かなりシビアな状況の中
それでも踵で踏みとどまる
不器用をウリにする気はないけど
これがあたしだもの仕方ないじゃない
諦めの悪さならきっと天下一品
今も未来も投げ出したりはしない
転んで汚れたって泥を拭けば笑える
抱え切れない夢を両手に躓きながら
行けるところまで!
「いつも苦労がなくていいね」と
茶化す言葉は世間の常
「お蔭様で」と笑い返して
机の下、拳握り締めてる
無限にタフなヤツなどいない
キれそうになる日々も続き
痛みは今も消えないけれど
傷に唾をつけて
立ち上がったならば
あたしはまた強くなる
一人で泣いた時も落ち込んでいた夜も
あたしの中で育ちつづけた力
運の良し悪しなんて全部風に任せた
自分のことを信じてみたの勢いつけて
行けるところまで!
一度走り出したら止まることもできない
舵のない船ブレーキのない車
見るに見かねた人にどこまで行くかなんて
聞かれたならば大きな声で笑って言うわ
行けるところまで!
行けるところまで!
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