CONFUSE −ケツの青いガキじゃあるまいし−
スタート待ってるランナーのように
信号が変わり飛び出した
無邪気なお前を見守っていると
こっちもおかしくなりそうさ
「昔とちっとも変わりゃしない
色気のないとこなんとか直せよ」
そんな軽口並べながらも
頭の中、伝えたい言葉空回り
まさかケツの青いガキじゃあるまいし
どうにかしてると思う
だけど転がり続けるこの心
苦笑いでごまかして
眼を伏せた
冗談言っては笑い転げてる
お前の頭を小突いたら
煙草を取り上げ走って逃げ出す
まるでやんちゃな子供だぜ
「それでもこんなに育ったのよ」と
胸元つきだし困らせる
そんなお前に、もし触れたなら
崩れそうな何かを自分の中感じてる
いっそ他の男見つけてくれよ
そうすりゃ、はっきりわかる
きっと、そいつなど殴り飛ばして
お前を奪いに行ける
まさかケツの青いガキじゃあるまいし
まったく、どうにかしてる
だけど転がり続けるこの心
苦笑いでごまかして
眼を伏せた
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